床は、いちばん長く触れる建材
一日のうち、いちばん長く体に触れているのは床です。無垢材と一般的な複合フローリングでは、素足で歩いたときの温度感がはっきり違います。
木は空気を含むため、冬でも「冷たい」と感じにくい。断熱性能を高めた家では、この差がさらに際立ちます。
無垢か、挽板か
無垢フローリングは1枚の木からつくられ、傷がついても削り直せます。一方で湿度による伸縮があり、季節によって隙間が生じます。
挽板(ひきいた)フローリングは、表面に2mm前後の天然木を貼ったものです。見た目と足触りは無垢に近く、寸法の安定性が高い。床暖房を入れる場合や、伸縮を避けたい場合に選ばれます。
どちらが正しいということはありません。暮らし方と手入れにかけられる時間で決めます。
壁と天井
量産クロスは安価ですが、光の当たり方によって安っぽく見えることがあります。design casa では、漆喰系のクロスや塗装仕上げを部分的に使い、光が当たったときの陰影を設計します。
エッグウォール(日本エムテクス)は卵の殻を原料とした内装材で、調湿性と消臭性を持ちます。ペットと暮らす家や、寝室での採用例があります。
造作でつくる
施工例をご覧いただくと、テレビボード・洗面・本棚・ベンチの多くが造作であることに気づかれるはずです。
既製品は寸法が決まっているため、必ずどこかに隙間や余りが出ます。造作なら、その家の寸法にぴったり納まります。突板合板や集成材を使い分けることで、価格を抑えながら造作の範囲を広げることも可能です。
写真で見る、この仕様
実際の建材・製品と、それが使われている場面です。






写真:design casa 施工実例/各メーカー提供素材。仕様は予告なく変更になる場合があります。