断熱等級6は、どれくらいの水準か
断熱等性能等級は1〜7の7段階です。2025年4月からすべての新築住宅に義務化されたのが等級4。当社が標準としているのは、その2段階上の等級6以上です。
等級6の家は外へ逃げる熱が少ないため、暖房の効きと保ちが変わります。もちろん暖房は必要ですが、少ないエネルギーで家全体の温度を保ちやすくなります。
数字だけではピンとこないかもしれません。実際の暮らしでは、廊下や脱衣室、トイレの寒さがやわらぐという形であらわれます。
冬の宇都宮を前提に考える
宇都宮市の1月の平均最低気温は氷点下まで下がります。一方で夏は35℃を超える日もある。この寒暖差の大きさが、栃木県で家を建てるときの条件です。
断熱の弱い家では、暖房した部屋と廊下・浴室のあいだに大きな温度差が生まれます。この温度差が体に与える負担(ヒートショック)は、冬場の事故の原因としてよく知られています。断熱は快適さの話であると同時に、健康の話です。
窓が、いちばんの弱点
熱の出入りのうち、もっとも大きな割合を占めるのが窓です。壁をどれだけ厚くしても、窓がアルミサッシのままでは効果が限定されます。
当社は樹脂サッシを標準とし、Low-E複層ガラスまたはトリプルガラスを採用しています。方位ごとにガラスの仕様を変えることもあります。南面は冬の日射を取り込みたい、西面は夏の西日を遮りたい。この使い分けが、パッシブ設計の基本です。
断熱とセットで、気密を丁寧に
断熱材をどれだけ入れても、隙間があれば熱は逃げます。だからこそ、施工の見えなくなる部分でどれだけ丁寧に隙間をふさぐかが、断熱性能を生かす鍵になります。
当社では気密を意識した施工を大切にしており、ご希望に応じて気密測定(C値測定)を実施し、結果を数値でお伝えすることもできます。
写真で見る、この仕様
実際の建材・製品と、それが使われている場面です。




写真:design casa 施工実例/各メーカー提供素材。仕様は予告なく変更になる場合があります。